
2度の産休・育休を挟み、縦横無尽に活躍飽きっぽい私が、ここまで夢中になれたワケ
サイン事業部 サイン東京営業部
東京営業グループ
F.S
2009年入社
K.T
フォト事業部 生産本部 PS部 PBグループ
2021年入社
私の家では、毎年欠かさず家族アルバムを作る習慣がありました。特に母親が写真好きで、気がつけば私自身も写真に強く惹かれるように。物心ついた頃には「カメラマンになりたい」と考えるようになり、大学も写真学科を選びました。
就職活動では、漠然と「写真に関わる仕事がしたい」と考えていました。しかし、カメラマンとして生計を立てるのは簡単ではなく、将来について悩む日々。そんな時、大学で受けたアルバム制作の授業を思い出しました。写真のサイズやレイアウトを試行錯誤しながら、作品を一冊の形にまとめていく。その「ものづくりの楽しさ」に心がときめいたのです。
そこから、写真の現像やアルバム製造を行っている企業に興味を持つようになり、出会ったのがJVISでした。デジタル化が進み、写真をスマホやPCで見るのが当たり前になった今でも、大切な思い出をアルバムという形で残す文化を守りたい。そんな想いに共感し、「写真は未来の宝もの」というJVISの考え方が、まさに自分の気持ちと重なりました。
入社1年目は、オペレーター業務が中心でした。印刷機を操作し、用紙をセットしてデータを選び、写真を出力する仕事です。特に気をつけていたのは、色の仕上がり。微妙な色の違いが写真の印象を左右するので、単に「感覚」だけでなく、これまでのデータと今回の出力を数値で比較しながら、細かく確認していました。品質に直結する業務なので、慎重さが求められる仕事です。
現在は、スタジオアリス向け商品の生産管理も担当しています。JVISには「どうすればもっと良くできるか?」を常に考える文化があります。私自身、その影響を受け、最近は「どうすれば効率がよくなるのか?」を意識しながら仕事をするようになりました。ボトルネックが発生しやすい工程を分析し、データを集計して対策を立てる。そして、その効果を検証しながら、より良い方法を模索していく。この積み重ねが、品質向上につながるのだと実感しています。
決められたことをこなすだけではなく、「どうすればもっと良くなるか?」を考えて実行できる環境。JVISには、そんな成長の機会がたくさんあります。
仕事は決して楽なものではありませんが、自分の手を通じて“未来の宝もの”である写真を届けられていると思うと、大きなやりがいを感じます。業務の中で、お客様の写真やアルバムに触れる機会が多いのですが、その一枚一枚から伝わってくる、それを受け取った人の幸せに、自然と心が温かくなります。直接お客様と接することは少なくても、その先にいる誰かの大切な思い出を支えている——そう思うと、この仕事の価値を実感します。
今後の目標は、とにかくできることを増やすこと。現在は2つの工程を担当していますが、今後はさらに幅広い業務を管理し、スキルアップしていきたいと考えています。そうすることで、写真を残す文化を次の世代へとつなぐ一助になれたら嬉しいです。
写真は、見返すと少し照れくさいもの。でも、そこから思い出話が広がると、何とも言えない温かい気持ちが込み上げてきます。そんな素敵な瞬間を増やしていけるように。私が手がけるアルバムのひとつひとつが、写真の魅力を伝え、「やっぱり写真っていいな」と感じてもらえるきっかけになればいいなと思っています。
サインディスプレイ、
プロフェッショナルフォトサービス等に関する
ご依頼やご相談などは
こちらからお問い合わせください。
サインディスプレイはこちら
TEL:072-228-4100(受付時間:9:00〜17:00)
フォトソリューションはこちら
TEL:042-655-8550(受付時間:9:00〜17:00)